前回と同日の作業ですが、
今回初めてフレキ菅を出来合いのものではなく一巻きで買って自分でツバだし加工してしようしてみたのでその様子です。
フレキ菅とは
フレキ管は、ステンレス鋼の波状形状の原管と塩化ビニルの被覆で構成されており柔軟性に富んでいるため、容易に施工することが可能です。 また、配管の途中に接続部を設けず長い延長を施工できるため、保安性能が向上すると共に施工能率もアップします。
フレキパイプには規格のサイズがあり、13(外径φ16mm)20(外径φ20mm)25(外径φ25mm)の3種類ですが、13が最も一般的なサイズになります。
ステンレスの材質はSUS304もしくはSUS316Lになります。
通常の塩ビ管の配管だと角度をつけるごとに継手がいるので狭いところで微妙な角度を曲げたい時にこまるのですがフレキ菅(フレキホース)ならば継手なしで接続できるのでとっても便利なのです。
いつもかってたのはこんなやつ
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フレキ菅を自分で加工するにはツバだし工具が必要
ホームセンターなどでも売っていて便利ではあるのですが、
これだと毎回長さを先に決めてそれにあったものを買わないといけないのです。
しかも毎回三百円〜五百円くらいかかる。
いざ施工してみてあれ、あと10センチたりない、とか、10センチ短かったらいいのに!!とか、もう一本ほしい!ということが多々あり、ながーいのを買って好きなようにカットして使えないのかなぁ?
と前々から思っていたのですが、
このフレキ菅というのは通常、管の両端にG1/2サイズの袋ナットをつけて使用するのですがカットした切り口を加工して袋ナットが外れないようにしなくては使えないのです。
ちょうど帽子のつばのように出っ張りを出しておかないとナットが取れるし水ももれてしまいます。
その加工のことをツバだし加工というらしいのですが
以前ツバだし加工の工具をしらべてみたら2万円前後するのでそこまでは出せないな〜とかんたんにあきらめてたんですが、
もしかしてそんなに高くないんじゃ?と思って今回さがしてみたら、やっぱりそうでした。
道具はピンキリなのでそりゃプロがつかうのは高いですが、アマチュアでも使える廉価品もあるのです。
おすすめツバだし工具はこれ!!
使ったことがありそうな知人に聞いておしえてもらったのがこれ
据え置きタイプで5000円くらいのもの。
これで普通につかえるよ!
ということだったので五千円なら、この先フレキパイプを毎回自分で加工できるなら高くないかも、と思って買おうかと思ったのですが、
このタイプ、使えるけど結構力がいるよ!ということだったのでもうすこししらべてみると
こんなのがありました。
むむ!
私が使いたいの4分のものなら1700円くらい、、、やすっ!
Φ16mm 4分 防滑のもの(13Aの配管につかうフレキパイプのサイズはこれです)
しかもこれなら場所も取らず、そしてハンマーで叩くのでねじをまわすより力がいらないはず、と思ってものはためしにこっちを購入!
いざフレキ菅のツバだし加工をしてみました
まずはフレキ菅を10mで購入
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このリビラックという会社のものが安いのですがリビラックの場合にはナットもリビラック製でないといけないのでナットもセットで買っておきましょう
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じゃん!
フレキ菅をカットする工具もいろいろありますが、農業用ハウスの鉄管を切るときにかったパイプカッターを使用しました。
まあつかえますが、でもちょっとやりにくいのでこういうフレキ用のものがよさそうです。👇
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ちなみにフレキ菅同士を繋ぎたい時にはこのニップルをつかうと繋がるので今あるものから延長できます。
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いろいろ失敗して水とんでますが、、こんな感じでフレキ菅つなげます。
余談ですが、
この写真厳密に言うと給水ソケットとフレキ菅を無理やりテープ巻いてつないでしまっててNGなんですけど、、本来ははこの壁から出ている塩ビ管のTS管のオスネジはRなのでRのメス=RC(という)とフレキ管をつなぐGのオスがついたニップル
の13A用のもの⏬
を挟まないといけないのですが、、、これをつけた当時あんまりわかってなくてとりあえずテープ巻いてフレキ管の袋ナットつけたらついたし5年以上水漏れしてないのでニップル300円以上もするし、とりあえずこのまんまそおっとしておこうかとおもいます、、、
ちなみに本当はフレキ管の袋ナット(Gという平行ネジのオスとメス)の場合、水道用テープ入らなくてパッキン(ガスケットとも言うらしい)をいれてしめるだけで良いのです。
(ネジの規格と組み合わせについてもまたまとめたいとおもいます!)
えーっと話戻りまして、
フレキ菅をまず慎重にパイプカッターでカットします。
パイプカッターは本当に便利で知らなかったとき私はわざわざディスクグラインダーで農業用の鉄パイプをかっとしていたのですが仕上がりも安全性も早さも俄然パイプカッターが上なのでパイプを切るときには絶対おすすめグッズです。
で、かっとしたのがこちら。
きれいですね!
そして例のツバだし工具に3山ぶん差し込みます。
でこの蝶番のついたとびらみたいなのをしめて工具の頭を金槌で叩きます。20回弱、なんとなく均等に潰すような気持ちで、
そうすると、じゃーん!!!
つぶれました!きれい!
簡単!力入らない!そしてやすい!!
最高ですね!!
あ、もうナット入れてしまってますが
反対側をツバだしする前に必ずこのナットを二つ、ネジがついてるほうを外向きにフレキ管にはめます。ツバだししてしまうとあとからつけられなくて一度カットしてやり直しになりますのでご注意を。
そしてほかのGオスネジと接続するときには必ずこの黒いパッキンをつけましょう!(テープは巻かなくて良いですよっ!)
以上フレキのツバだし加工レポでした〜!
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