軒下を延長して庇(ひさし)をDIY 玄関前編 その2 〜束石を設置する〜

その1からの続きです。

庇(ひさし)を作るために母屋の屋根の垂木(たるき)を延長した垂木をのせる桁(けた)を支える柱を二本立てるための束石を設置します。

束石というのはいわば柱に履かせる靴のようなものです。

掘っ建て小屋とよばれるものは丸太などの柱をそのまま地面に埋めるので焼いたり防腐剤塗ったりするのかもしれませんが地面にそのまま埋めると水分などで腐ったり劣化が早いので靴を履かせるのです。(たぶん。)

束石は買うと一つ千円くらいして、まあまあ高いので自作も考えましたが、クオリティーを考えると初心者向きではないと判断し今回はそこに労力と時間を費やすことはやめておとなしくホームセンターで購入しました。

コメリだと三つくらいタイプがあって高さが15、25、30センチくらいにわかれているのですが最低10センチは地中に埋めたいので25センチの物を選びました。

 

束石をDIYで設置する(コメリ推奨のモルタル編)

こういう柱を立てて何かを作りたいと思ったとき(今流行りのウッドデッキやパーゴラとかも)最初の難関はこれですよね。

まず位置を正確に出すこと、そして動かないように正確に固定すること。

前回、遣り方水盛りをして打った水貫にブロック塀から大体12センチくらいのところに平行になるように水糸をはり、ブロックとブロックの間が190センチになるようにマスキングテープを貼って印をしました。

決めた位置に束石より一回り大きい穴を掘る

まずは穴を掘ります。

ネットでいろんなやり方をみて結局、簡単そうなコメリの束石設置動画を参考にしたやり方です。

今回は穴に石をしいて、その上にモルタルを敷いて、束石を設置することにしました。

こんなのでだいじょうぶかな?というかんじでしたが、コメリがいうなら、、というかんじで、、とりあえずやってみました。

穴の中に石を敷く

普通は穴のなかの地面をタコとよばれる餅つきの杵のハンドルを直角にたおしたような道具を作って思いっきり叩く、というか突くという作業をした方が良いらしいですがコメリの動画ではそんなことしていなかったので束石でゴンゴン叩いてから川で拾ってきた石を敷きました。

 

モルタルを入れる

モルタルをいれるのか、コンクリをいれるのか、諸説あって迷いましたが、モルタルとコンクリの違いは

モルタル セメント+砂 (1:3)

コンクリ セメント+砂+砂利 (1:3:6)

でモルタルのほうが細かくて微調整が簡単そう、ということで今回はモルタルをいれることにしました。

トロ舟というプラスチックの箱で練ったりするものなのですがほんのちょっとだしバケツで練ってみました。

 

柄杓(ひしゃく)で大体の量をはかりセメントと砂ながらいれてよく混ぜてから水を入れます。

コメリの動画ではモルタルを敷いて束石をおいたあと束石のまわりにドライモルタル(水を入れて練っていない状態のモルタル)をかけておくということだったのでバケツを二つ用意して、ドライモルタルの状態で半分は取っておいて半分は水をいれました。

 

石を敷いた時点でも一度よく叩いて束石を乗せて2mの角材をを2点の束石の上に渡して見て水平器で確認して大体オッケーというところで一旦束石をどかしてからモルタルを入れ、水糸と差し金を頼りに場所を確定。

 

モルタルをいれて位置合わせをしてからまた最後にそ〜っと2メートルある角材を束石と束石に橋をかけるようにおいてみました。(これでずれたら意味がないので普通はこういうことはしないほうがいいのかもしれないですが、羽子板部分が直線上になっていないと後で柱を立てホゾ桁をのせるときに柱がずれてしまうと嫌なので。。

 

 

こんなかんじ!

 

 

水でで練ったモルタルの上に、最初にとっておいたドライモルタルをかけてから土をかけて完成!

 

モルタルが完全に固まるのは1週間くらいとのことでしばらく他の作業するのに放置しておきましたところ無事固まったようです。

強度など心配ですがまあ重量がかかる訳でもなく今回はポリカを乗せて庇を作るだけなのでこれでよしとします。

この作業の後無事柱をたてて桁をのせて、垂木を母屋から延長するかんじで取り付けて、ポリカの波板をはるちょっと手前、つまり胴縁(どうぶち)を打ち付ける手前までやりました。その様子を書く前に!

 

束石をDIYで設置する(友人推奨のコンクリート編)

もう一つの方法ものせておきます。

初めはこの玄関前の庇(ひさし)を完成させて次の縁側前を作ろうと思っていたのですが玄関前縁側前の庇の屋根は柱の位置(母屋から柱までのの距離)はずれるけれども屋根部分では接続する予定なので、胴縁までつけてしまう前に次に屋根をつけようと思っていたスペースも胴縁の手前まで先に工事してしまうことにしました。

 

そこでまた縁側前の庇の柱様に束石を設置する際に工事に詳しい友人がアドバイスしてくれたやり方がコメリのやり方よりも丈夫そうだったので2回目の束石設置はその方法でやってみたのでそのやり方も先にここに書いておきます。

(※遣り方、水盛り、の工程はここでは省略して庇DIY縁側編)

 

コンクリートで束石設置の図

束石設置

イラスト by くみちょう

なんともわかりやすいイラスト!!

タコを製作して地面をタコでつく

 

まず穴を掘ったところはやはりしっかりと土を固めるべし!!ということ、あれ、いや、コメリの動画も土を固めましょうと言ってかもですが(すでにもううろ覚え)タコという道具を自作するかどうするか迷って前回は束石でトントン固めたのですがやっぱりつくろう!とおもいました。

 

ちょうど端材で柱に使うような4寸材があったのでこの角材に胴縁の端材と適当な角材の端材を組み合わせて、ものの5分もかからず完成。

 

じゃーん

右と左の角材のサイズが違うのはきにしないでくださいね。役目は十分果たしてくれました。

これでどすんどすんと穴の底をたたいて地面を平等にするのは気持ち良いので作ってよかったです!初めに土をたたいて途中か石を入れて叩きます。砂利はバラスという砕石で尖ったものがよいらしいのですが川で拾ってきた石があったので下には川の石を少し敷きまして、

コンクリをつくりました。

バラスはわざわざ買いに行くのが大変だったので我が家の畑を開墾した時に出た石の中から砕けた感じのものを拾いあつめました。

 

1回目、バケツでコンクリ作って見ましたがこれは水いれすぎました。お水入れすぎるとやりやすいけれど強度が弱くなるらしいです。

 

後土の上にバラスを敷いてたたくのも勘違いしていて土だけで(ちょっと石混じり)叩いてからコンクリいれてしまった。。何を聞いていたのか。(涙)

 

2回目と3回目(余ると嫌なので束石一個ぶんずつ大体計算してつくりました。)はバケツじゃやはりやりにくい!ということでトロ船を使って。

ここでさらに大きな間違いをしてしまいました。

バラスの大きさは拳大くらいまで、と友人がおしえてくれたのでえ、それって結構でかくない?とおもいながらもまあそうなのか、とおもって集めたのですがやはりでかい。やりにくい。

後から聞いたらこぶし大くらいのバラスというのはコンクリを打つ前に穴の中に敷くバラスの大きさだったとのこと。がびーん・・・

 

いや、高さとか水平とか合わせるのこれじゃ絶対難しいだろうとおもったけど、こんなものなのか?いや、おかしいだろ、とおもいながら。。

実際には束石の高さや水平やなんやの微調整をするために敷くコンクリにつかうのは小さいバラスでした。

 

私の作った巨石コンクリ製作の図

 

最初にセメントと砂を1:3くらいの割合でよく混ぜる。

 

その後に石を6くらいのかんじで足してからよく混ぜて最後にお水を1.5くらい入れる。

水が多すぎないようにしたのでゴロゴロ!

 

結局なんとか残りの二つ中一つはこの大きなコンクリで高さと向きと水平合わせましたが、際のの一つはどうにも高さが思う様に合わせられず、結局ゴロゴロ石のコンクリートの上にモルタル敷いてあわせました。。

 

 

 

でもって三つとも石が大きすぎて隙間ができてしまいそうで心配なので結局ドライモルタルをつくって上にかけてから土をかぶせて終了。友人の教えてくれたやり方を間違えて受け取りコメリ方式を混ぜたオリジナルな感じになりましたが、、1時間後くらいにあ、もう1ミリ動かした方がいいかも?みたいな不安にかられ動かそうとした時にはもうビクともしないかんじになってたのできっと固まってるとおもいます・・

 

この様な感じで。

水糸をたよりに差し金を使ったりして位置合わせしましたが下げ振りなどでかくにんしたらやっぱり差し金だけ垂直くんもつかってやるべきだったとおもいました。全体的に少し左寄りになったかんじ・・


私が使ってるのはこれよりももっとシンプルなやつですが

こういうのもあるらしく、これはきっとすごく便利なのだと思います。もし次こういうことをもう少し大掛かりで(例えば小屋を作る時とか)やるとしたらほしいです。


数日後街に用事がありコメリで確認すると、

あ、あった、これがコンクリ用のバラス・・・

じゅ、15ミリ以下・・・小さい。安い。

ああこれ使えばどんなに楽だっただろうか、と悲しくなりましたが、、しかも袋にもコンクリの作り方丁寧に書いてあるし、後砂もわざわざ川まで(と言っても家の前だけど)拾いに行ってめちゃくちゃ重たかったし、買ってもよかったかも、とおもいました。

まあ地産地消ってことで、家の畑から出た石と家の前の砂でローカルコンクリで束石設置しました。

 

何事もいざやってみて失敗してようやく身にしみてわかるというものですね。

そして振り返ってここに書いてるとまるで自分が馬鹿なのかと思えてきます・・なぜそこまちがえた?と・・・・

 

次束石設置するときこそはスムーズに完璧なものができそうな気がします。

 

ほぼ失敗の記録ですが、、でも多分、庇(ひさし)のための束石の役割は十分果たしてくれると信じています。

 

というわけで今日はここまで!

何かしら DIYでつくりたくて束石を設置したいけどどうしよう!と悶々としている方の励みになれれば幸いです。

現在進行中の庇工事の作業は縁側前の柱を立てるところまで終了しましたがぼちぼち書いていきたいとおもいます。

次回は柱を立てて桁をのっけるあたりになります。

やり方というよりこんな感じでやりました〜というゆるっとした記録になるとおもいますが、おたのしみに!!

 

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