店舗用(家庭用)におすすめ冷凍ストッカーを厳選して買ってみた。

カフェ向け冷凍ストッカー

こんにちは。今回は冷凍ストッカーについて!

カフェ営業にあたって去年から必要性をひしひしと感じ絶対欲しいと思っていた冷凍ストッカーですがたくさんあるのでどれにしようか、長いことあーでもないこーでもないと情報収取してやっとこれだ!というものを決定しましたので同じような方の為にも私の結論と結論に至った考えなどをここでシェアしたいと思います。

冷凍ストッカーの必要性

カフェで自家製アイスクリームを去年あたりから出すにあたって冷蔵庫についている冷凍庫だとどうしても1日に何度も開け閉めするとアイスクリームが柔らかくなっていってしまい困っておりました。

いや、何を隠そうお店の冷蔵庫は家庭用の大きいものなのです。省エネという部分とコンパクトで大容量というところで選んだんですが、やはりこういう時家庭用は弱いなぁと思うわけです。

でもとりあえず冬とか冷蔵部分に関しては困っていないのでとても大事にしておりますが、次の夏もあのハラハラを抱えてアイスクリームをお客様にお出しするのは精神衛生上よくない、と思い今年は夏が来る前に絶対に買うと決めている私。でも安易な決断で後でこんなはずじゃなかったーと後悔するのは嫌!

そもそも冷凍庫と冷凍ストッカーの違いは?

冷凍庫は約マイナス18℃の環境で、食品を保存するために使われるもので冷蔵庫についている冷凍庫では温度調整ができるものは少ないです。強弱が調整できたりしますが温度で調整可能なものは家庭用ではまずありません。業務用冷凍庫(ストッカー)はマイナス20℃のものからマイナス80℃のもの、もっと低い温度に設定ができるものなど、さまざまあります。

アイスクリームは−15度以上で溶ける

私の課題であるアイスクリームが柔らかくならない!為に必要な温度は一体何度なのか?ということで調べてみたところ、なんとなくお水が氷になる温度0度以上にならなければいいのかと勘違いしておりましたがアイスクリームの場合-15度よりも高くなると溶け始めるそうです。

つまり18度の設定で冷蔵庫に備え付けのものになると開け閉めの多い家庭用冷蔵庫ではどうしても夏場温度が15度以上になっている、か、なりそう、になってしまうわけエス。

なのでやはりここは冷凍ストッカーで別で購入しすれば冷蔵庫の開け閉め回数にももちろん左右されないししっかりと温度管理もできる!ということで必要!!!!な訳です。

ということでめちゃ調べました。厨房機器は何だかんだ言って業務用から調べるので

まず比較したメーカー(業務用)

  • シェルパ
  • レマコム
  • アイリスオーヤマ

業界初の3年保証!というのを謳っているシェルパがまず気になりました。保証大好き、、というわけで、でもAmazonで人気が高いアイリスオーヤマもどうなんだろう。と思いその後業務用冷凍ストッカーで検索しまくるとレマコムという会社がどうやら老舗で信用度が高いようだと知り。

シェルパの会社のサイトを見てみたところ情報が少なくスペックなどもレマコムと比べると消費電力が高かったり同容量でサイズが大きかったり、そしてまだ使用者のレビューもなく新しめの会社みたいだしちょっと心配・・ということで却下。

アイリスオーヤマは安くて質がいいというような話も聞くけどどうなんだろう、とAmazonなどのレビュー読みまくったところやはり業務用ではないので冷えない時があるとか、冷えなくなったとか、耐久性が良くなさそう。実際アイリスオーヤマのクリスマスイルミネーションを去年のクリスマスに人からいただいてそのかたは1、2回しか使っていないということだったのに電球半分くらいしかつかず、え?こんなにすぐダメになるの?!まあまあいいお値段のくせに?と私の中の評価は低いのでいくら人気であろうと却下。

レマコムに関しては店舗経営してる方などが高評価レビューをしていることが多く、前空きタイプで冷気が逃げてしまった場合何分で元の温度に戻るか、という実験をされている方なども

条件

金額

10万円以下10万円超えると減価償却になり経費に入れるとき面倒なので(ていうかできれば5万円以下)

容量

今冷蔵庫についている冷凍庫が150Lくらいで案外あっという間にいっぱいになってしまうのでせめて同容量くらいは欲しいなと思い100L〜200以内で。と思ったけれど大きさ的に200Lは場所取り過ぎな印象。

  • 前開きタイプ(縦型)
  • チェストタイプ(上部の扉が上に大きく開くタイプ)(小さいものから大きいものまである)(冷気が逃げにくい)
  • スライドタイプ(100L以下の小さいものが多く省スペース)

前開きタイプは100Lから200Lくらいまでが主流。引き出しがついていて分類できてすぐに取り出せるのがなんと言っても利点。でもチェストタイプに比べると冷気は逃げやすく(上から下に行くものなのでチェストタイプの場合逃げにくい)省エネ度はチェストタイプより低そう、そして冷気が逃げた場合に冷凍庫内の温度が上昇してしまったら意味がない。

スライドタイプに関してはちょっと小さすぎるのとスライドの扉では隙間から冷気がこぼれるというレビューを結構みたので却下。

省エネが大好きな私としては初めはちょっと不便でもチェストタイプにしようと思ってましたがお店で使うときに上のものをどかして、などやるのはやっぱりつらい、使いやすさ優先!ということで前開ききタイプを採用。

信頼性

やはりしっかり長く使うという意味である程度会社に歴史があった方がいいかなあなどと思い各社のサイトやレビューを漁ったところ、レマコムあたりが信頼性があるかなぁ、、

と大方レマコムで決まりか?と思っていたのですが・・・

ここへきて気になり出したのが、業務用冷凍ストッカーは基本ちょくれいし

霜取りの作業とは?どのくらい面倒なものなのか?自分にできるのか???

業務用冷凍庫を見ていると霜取りを自分でする!というキーワードが必ず出てきます。これってどのくらい面倒臭いものなのか、霜くらいとるよし、と初めは簡単に考えていたのですが、後で後悔するのも嫌なのでしっかりとイメージトレーニングをすべくどこがどう違うか調べてみました。

霜取りが必要かどうかは何によってそれが決まるかというと、冷凍庫の冷やし方の仕組みが

ファン式か直冷式か

ということらしいです。

ファン式と直冷式のメリットデメリット

いくつかのサイトで調べてみて書いてあることをざっくりまとめると直冷式のメリットは安い、コンパクト一気に冷える、みたいな感じでしょうか。空気を循環させるわけではなく庫内にある冷やすマシンみたいなものでそこの空気を丸ごと冷やすので湿気もそのまま冷やされてしまい霜ができるので定期的に霜取りを手動でする必要がある。

一方ファン式はやや高い、ファンがつくのでやや大きくなる、空気を循環させながら冷やすのでじんわり冷えていく、というかんじがデメリット、メリットはなんと言っても霜取りの作業が必要ない。

小さな飲食店(カフェ)で使いやすそうな直冷式の冷凍ストッカーとファン式の冷凍ストッカーを選ぶ

なるほどー。じゃあ実際どのくらい値段が違うの?ということで最終的に直冷式のもとファン式のもののでレビューなど良さげなものを一つずつ選んでみました。

前開き型冷凍ストッカー 直冷式の候補

そもそも結構前からこれにしようと思ってたのがこちら。

実はそもそもこれにしました!っていう記事を書こうと思ってたんです。業務用だし絶対これがいいって思ってました。

前開き型冷凍ストッカー 「ファン式」の候補

アイリスオーヤマは避けたかったので色々調べてみると、このマクスゼン?maxzenていうところのがレビュー的に良さそう・・音も静かだしかなり省エネ。サイズこそ少し背が高くなるけどスリムだし、いわゆる一人暮らしの冷蔵庫を一つ置く、くらいなサイズ感。

あれあれ、ファン式の方が高いって書いてたけど実際同じくらいの大きさ、スペックだとファン式のmaxzen JF160MLの方が直冷式のレマコムRCY-T168の方が安いじゃないですか、、、

値段で言ったらマクスゼンの冷凍ストッカーが勝ち。では

霜取りの作業ってどのくらい大変か?をできる限りリアルに想像してみた

長持ちさえすれば多少の手間は、とは思っていたけれど実際霜取りってどんなものなのか、調べてみました。霜ってほらあの一人暮らし用の冷蔵庫の冷凍庫の部分につきまくってる固い雪みたいなやつですよね?あれみてゾッとしたことありますよね、、故障してるのかと思ってたけどあれは定期的にメンテする前提なんですね。

霜取りのやり方、などでyoutube検索してみたところ、お湯のついた布ですればいいとか電源を切ってやるべしとか中身を他の冷凍庫に移すべしとかクーラーボックスでいいとかダンボールでもいけるとか、、いやいや、これってめんどくさすぎるんじゃないですか。。。という結論

しかもチェスト式の一つ蓋上から開ければあとは大きな一つの箱ものならまだしも、前開きで5段とかになっている棚のような作りの霜取りとなるとさらに面倒そう・・・

今のお店の業務と子育て業務だけでも猫の手も借りたいほど忙しいのに、これ以上定期的に必ず必要な仕事、増やしたくない・・・というのが本音。

ここでもう私の心はファン式に傾きました。

さらに決め手は

消費電力と保証

比べてみると業務用のレマコム、特に私がいいなと思っていた機種は結構消費電力が高くて、その分開け閉めで温度が多少上がってしまってもすぐに戻るというメリットはあるのですが、、それにしても、冷凍庫の開け閉めの回数はそこまで多いわけでもなくマイナス24度まで設定できるとなればmaxzenのファン式でも十分カバーできるのでは?と思ったわけです。

さらに、業務用というのは基本1年のメーカー保証しかつかないですが家庭用の家電製品となると結構保証のつけられるお店も多いんです。5年保証をつけて3000円とか10年補償だと1万円とか、冷凍庫を物損で壊すっていうことはまずないし、壊れるとしたら自然故障になると思うので、補償に入って10年持てば万が一壊れた時に送料を考えても長い目で見れば安く済むしその都度また調べて買い物しての煩わしさからも解放される。

というわけで私の結論は

飲食店(カフェ)向に一番いい冷凍ストッカーはこれだ

maxzen JF160ML!!!!ということになりました

ということになりました。

注文してしばらくしてすぐに送ってもらえました。なんと送り先を家にしてしまったのですが心優しい運送屋さんがお店まで運んでくれて設置もすぐに終了。

ジャン!!!

雑多な風景で申し訳ないですが・・しっかりおさまりました。(ていうか収めるために模様替えして掃除もしました)

maxzen JF160ML 使用してみて レビュー

まだ使い始めてひと月ちょっとですが、いつもならもうカフェで何度かアイスクリームの注文があると柔らかくなってしまって困る頃ですが20度の設定でもちょっと硬くて困るくらい、しっかり冷えてます。何度オーダーが来ても緩くなったことはまだありません。

設定温度はもっと低くできるのですが(−22℃、−24℃、急冷)初めに一番低い−24℃にしていたらあまりにもカチコチになりすぎて大変だったので今は−20℃にしてますが真夏になってきたらもう少し下げた方が良くなるかもしれません。

また真夏にもレビューを追加したいと思ってます。

冷凍庫でお困りの方は是非ご参考に!!

大きさも一個小さいものと迷いましたが、消費電力は変わらないし取るスペースも高さ以外は変わらないし中に入れるもの的にもこのくらい容量があるとコーヒー豆なんかも結構入るし、安心感があってちょうどいいです。

それではまた!

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